本物の霊能者とは
これだけ占いが乱立していると、中にはその能力が疑わしいという霊能者に遭遇する可能性があります。では、本物の霊能者と、偽物の霊能者ではいったい何が違うのか、具体的にご説明しましょう。霊能者と名乗る人は、大きく4つに分けられます。
本物の霊能者
霊能者は、霊と人との間を取り持つ重要な役目を背負っています。己のことよりも、人のために役立ちたいという大きな使命に取り組んでいる霊能者は、高級霊との交信が可能になります。
少しでも、自分を甘やかすと、低級霊に脅かされる可能性があるため、本物の霊能者は、実生活に於いても自分を津しています。高級霊と接することができる本物の霊能者は、霊視、透視、波動修正などの術を、しっかりと施すことができるのです。
低級霊能者
霊能力はあるものの、高級霊に接する力を持ち合わせていない霊能者です。この中でも、自ら厳しい修行や、高い人格を得ることで高級霊との交信ができるようになる可能性がある霊能者と、力の限界により留まっている霊能者に分かれます。
また、高級霊と接する能力を持っていたにも関わらず、己を甘やかし、私利私欲に走り、低級霊能者へとなり下がる者もいます。低級霊能者に頼ると未完の術を施され、その結果、現状よりさらに悪い状況へと陥る危険があります。
錯覚
ちょっと勘が良かったり、たまたま言ったことが当たったりしたことで、自分に霊能力があると勘違いしてしまっているタイプです。もしくは、わずかな霊能力がある場合も、このタイプに分類されます。このような者が、悩みを抱えている人に対し術を施しても、もともと力が備わってないわけですから、術に効き目はありません。ただ、時として低級霊が入り込んでしまい、逆に悪影響を及ぼす場合があります。低級霊能力者同様、危険な状態に陥ってしまう可能性があります。
詐欺
まったく能力がないのにもかかわらず、巧みな話術と知識で霊能者を語っている人たちです。都合のいいことばかり語り、法外な値段を要求するようなケースがあるが故に、本当の霊能者の能力さえ疑われるという結果を招いています。